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THETA AR by ARC'TERYX

¥69,800 税込

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2001年発売の
第二世代型のアークテリクス
シータジャケットで言うと
1.5というか1stモデルとほぼ変わらない
仕様のもの。
こいつはおそらく2005年のやつ。
この頃は現行とは違って
アルファジャケットを真ん中にして
ベータ、アルファ、シータと
代表モデルが3つあり
着丈で用途を選ぶというような
感じで細かく分かれていました。
こいつはシータなので一番着丈が
長いタイプ
そして、フロントジッパーも
一番多く付いたモデルで
ルックス的にも特徴的です。
とてもvintageアークテリクスっぽい
ツラだよね。

当時最新のゴアテックスXCRを
いち早く採用していて
アークテリクスの後に
パタゴニアやノースフェイスなどが
使用をはじめるのが
当時から現代まで変わらない常識。
だってゴアテックス社と
共同開発してるのがアークテリクスなので
テクノロジーに関しても
買う側、取り入れる側ではなく
開発、提供側なんです。
そこがアークテリクスが最高峰と
言われる所以の一つだと思います。
このXCRは通常3層の生地のレイヤーで
防水・防風性を発揮するゴアテックスが
初めて2層のレイヤーで
同じ、もしくはそれ以上の機能を
発揮するように開発された
軽く柔らかい当時最新のゴアテックスです。
これがファッション的にすごく良くて
どうしても袖丈が長く
身幅が他アウトドアブランドよりも
狭かったりするアークテリクスなので
ゆったり着ようとするのが街で
ファッションアイテムとしてアークテリクスを
使う上で3層の当時のゴアテックスは
肩が落ちないのでなんか不恰好に
なってしまうんですね、
だからXCRのゴアを使ってるものが良くて
すごくシルエットが収まります。

ゴアテックスXCRの時代の
アークテリクスをvintageであれば
探すのがおすすめ。

こいつはコンディションそこまで
良くないのでファーストアークテリクスにも
おすすめ。

これを着てみて
その経験を得てからみる
他のアークテリクス、現行のアークテリクスは
また見え方捉え方が全く変わってきます。
是非そのアークテリクスのイズム的な
部分を感じ、そして自分の中に
消化するために古着・vintageの
アークテリクスを使ってください。

おすすめ。

＊フードバイザー部分の内側に入る芯が
左側少し飛び出していますが抜けたりはしません。左側脇部分に溶け？スレ？のような
傷がありますが穴ではありません。
両ベンチレーション部分のジッパーが
通常圧着のシームレスですがステッチでの
リペアがあります。厳密に言えば針が通っているので新品時の防水性は失われていますが
現状でも雨にその箇所が2時間以上さらされたり
するような極致的環境でなければ全く問題はありません。左側裾のドローコードが切れたのか、一部結ばれていますが絞る緩めるの動作は可能。その他内側外側に細かな汚れがあります。一番目立つ内側のものを画像掲載。
アウトシェルはまだまだ生きていて
雨の日やゲレンデ等での使用にはまだまだ
耐えうるポテンシャルがあります。

尚、instantbootleg storeにて
GORE-TEX使用の商品のご購入を
お考え頂いている方は
当ページ最下部に記載のある
「古着・vintageのGORE-TEXについて」を
是非ご覧ください。

COLOR
BLACK

SIZE M
【実寸】
肩幅
身幅
袖丈
着丈
＊単位は全てcm,計測方法により若干の誤差が出ます。実寸は参考までに。
尚、この商品はusedになりますので現状でのお渡しとなりますのでご了承下さい。

着用モデル176cm

《古着・vintageのGORE-TEXについて》
アークテリクス、
ひいてはGORE-TEXを使用している
古着・vintageアイテムに関して
90年代以降のGORE-TEXというものは
3層の生地で撥水・防水・透湿を
実現している技術であり
防水と透湿性に関しては古着であろうがなかろうが
そもそも製品が持っている半永久的に機能です。
ただ、アウトシェルの撥水性に関しては
強化撥水加工でありあくまで生地の表面に
加工が施されているものがほとんどとなります。
これは使用頻度、使用期間、製造後経過年数が
長ければ長いほど撥水加工が落ちていっています。
一般的にテフロン加工が施されている
我々の家に一つはあるであろうフライパンと同じで
使用を続けることでどんなにこびりつかない
フライパンも食材がこびりついてきます。
GORE-TEXという表記のあるアイテムの全てが
それと同じとお考えください。
ではもう本来ブランドが想定していた
機能を古着・vintageで
購入したGOREのジャケットが
発揮することはないのか？と
言われれば僕はそうは思ってません。
なんてことないちょっとの手間、
そう時間もお金もかけずに
本来の機能に匹敵する機能は取り戻せます。
ホームセンター等に行き防水スプレーを
全体にムラなく吹きかけて乾かす。
その工程を2回繰り返し行ってください。
防水スプレーのランクは
高ければ高いほど良いのかなとは思います。
参考までに僕は400-1000円くらいの
間のものをよく使用しています。
値段ではなく強撥水や強化撥水などの表記のある
スプレーだと長持ちするなという
体感はあります、が、
100均に売っている防水スプレーなどでも
撥水性という面で見れば
そう大差ないような感じもします。
なので先ず手軽なもので
試しても良いかと思います。
これで台風の日でも濡れないし
ゲレンデにも着ていけます。
大事なのはそもそものアウトシェルが高密度の
高品質なシェル生地であるということ。
撥水性は所詮その上に施す加工なので
そうやってパフォーマンスを取り戻せます。
並の生地ではそもそも加工をしようが
水は入ってきてしまうかもだし
汗なんかも中でこもっちゃうってことです。
是非やってみてください。
これはあくまでinstantbootleg 坂本の
経験からくる体感では
ありますので参考までにとも思いますが
通常の人の人生よりも圧倒的にGORE-TEXの
古着・vintageアイテムを購入し
そして実際に色々な
シチュエーションで使用してきた
圧倒的な経験であり事実でもあります。
是非最低でもこの話半分くらいは
信用してもらえればなと思います。

是非そうやってGORE-TEXというものを理解し
購入、そして愛用し続けてくださると嬉しいです。